-
2024年9月
『彼の岸に 生まれ往きたる 祖母想う 私の頬を 撫でる西の陽』
-
2024年8月
親の意見となすびの花は千に一つのあだもなし
-
2024年7月
飛んで火に入る夏の虫
-
2024年6月
『やまない雨はないとかではない いま降ってるこの雨が耐えられない』
-
2024年5月
『白牡丹と いふといへども 紅ほのか』
-
2024年4月
『明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは』
-
2024年3月
『極楽は 十万億土と説くなれど 近道すれば 南無のひと声』
-
2024年2月
『大いなる もののちからに ひかれゆく わが足あとの おぼつかなしや』
-
2024年1月
『大寒の 大々とした 月よかな』
-
2023年12月
『ともかくも あなた任せの としの暮』